閑居博士のひとりごと。

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閑居博士のひとりごと。 第51回 『ファイバースコープを入れて、ハクセンシオマネキの巣の中を観察してみました。』

ファイバースコープを入れて、ハクセンシオマネキの巣の中を観察してみました。 ハクセンシオマネキというカニがいます。片方のツメが巨大な大きさ4センチぐらいのカニで、この生口島にも棲んでいます。今回は前回に引き続き、このカニの生態について動画で...
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閑居博士のひとりごと。 第50回 『ハクセンシオマネキの巣の周りにはたくさんの直径3ミリほどの砂団子があるのですが、、、新たな発見がありました。』

ハクセンシオマネキの巣の周りにはたくさんの直径3ミリほどの砂団子があるのですが、、、新たな発見がありました。 ハクセンシオマネキというカニがいます。このカニのオスは片方の手が巨大ハサミで、潮を招くように巨大ハサミを振ることが知られています。...
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閑居博士のひとりごと。 第49回 『この花は私たち瀬戸田理科クラブにとって思い出深い花となりました。』

この花は私たち瀬戸田理科クラブにとって思い出深い花となりました。 ネジキという落葉低木があります。幹が捻じれたようになるところからその名がつきました。この木は5月中旬から6月初旬にかけてかわいい白い釣鐘型の花を鈴なりにつけます。この花は私た...
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閑居博士のひとりごと。 第48回 『自然科学を志す1人として、文字は大切にしていきたいものです。』

自然科学を志す1人として、文字は大切にしていきたいものです。 「ち」というコミックがあります。中世ヨーロッパ、異端としてキリスト教から迫害を受けながらも、地動説が文字によって脈々と伝えられていき、次第に認められていくという物語です。作者はそ...
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閑居博士のひとりごと。 第47回 『田高根、五本松海岸には今年多くのカモが訪れました。』

田高根、五本松海岸には今年多くのカモが訪れました。 田高根、五本松海岸には今年多くのカモが訪れました。しかし、カモ達は限られた条件でのみ五本松海岸にやってきます。この2月、3月にその条件を調べました。 まず、1か月にわたり、干潟が形成される...
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閑居博士のひとりごと。 第46回 『3月28日、その芦田川で野鳥観察会を催しました。』

3月28日、その芦田川で野鳥観察会を催しました。 福山には芦田川という大きな川があります。そしてその川には河口堰が設けられ、河口域が湖のようになっています。丁度、竹ヶ端運動公園の沖合になります。冬、河口堰には多くの鳥達が集まってきます。カモ...
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閑居博士のひとりごと。 第45回 『私達、瀬戸田理科クラブにとってのみのりの季節は冬です。』

私達、瀬戸田理科クラブにとってのみのりの季節は冬です。 みのりの秋という言葉があります。秋に多くの植物の実が熟し、コメが実ることを指しての言葉と思いますが、私達、瀬戸田理科クラブにとってのみのりの季節は冬です。少なくともこの3年はそうでした...
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閑居博士のひとりごと。 第44回 『瀬戸田理科クラブが1月より始めた新たな取り組みの紹介です。』

瀬戸田理科クラブが1月より始めた新たな取り組みの紹介です。 今回の話題は、瀬戸田理科クラブが1月より始めた新たな取り組みの紹介です。 1.絵葉書サービス 瀬戸田理科クラブではこれまでいろいろな生き物を扱ってきました。野鳥、野の花、プランクト...
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閑居博士のひとりごと。 第43回 『瀬戸田理科クラブではひと月ほど前の10月27日、瀬戸田中学校で「海産プランクトン観察会」を開催しました。』

瀬戸田理科クラブではひと月ほど前の10月27日、瀬戸田中学校で「海産プランクトン観察会」を開催しました。 瀬戸田理科クラブではひと月ほど前の10月27日、瀬戸田中学校で「海産プランクトン観察会」を開催しました。人数は少なかったですが2名の生...
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閑居博士のひとりごと。 第42回 『私たち瀬戸田理科クラブでは今、「生口島・高根島 野の花巡り━生け花日記━」という本を作っています。』

私たち瀬戸田理科クラブでは今、「生口島・高根島 野の花巡り━生け花日記━」という本を作っています。 私たち瀬戸田理科クラブでは今、「生口島・高根島 野の花巡り━生け花日記━」という本を作っています。およそ70ページの生口島・高根島に咲く野の...
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閑居博士のひとりごと。 第41回 『尾道近辺には広大な干潟が広がるところがあります』

今回は、尾道近辺のもう一つ大きな干潟を紹介します。 前回は福山の松永湾の干潟を紹介しました。今回はもう一つ大きな干潟を紹介します。それは伊予西条の中山川、加茂川という2本の大きな川の河口に広がる広大な干潟です。アクセスは瀬戸田から車で1時間...
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閑居博士のひとりごと。 第40回 『尾道近辺には広大な干潟が広がるところがあります』

尾道近辺には広大な干潟が広がるところがあります。 皆さんは干潟という地形をご存知だと思います。河口などに広がる満潮の時には海中に沈むが、干潮になると姿を現す陸地です。干潟の多くは泥からできていて、ゴカイや貝類、カニなどの生き物の宝庫です。ま...
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閑居博士のひとりごと。 第39回 『今年もハクセンシオマネキ観察会を行いました。』

今年もハクセンシオマネキ観察会を行いました。  7月29日の昼下がり、今年もハクセンシオマネキ観察会を行いました。今回で5回目となります。市民会館での講義の後、ハクセンシオマネキの棲む干潟へ出かけました。天気は晴れ、極めて暑かったですが、潮...
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閑居博士のひとりごと。 第38回 『ヤマモモについての話』

ヤマモモについての話  一度お話させていただいたかと思いますが、私は40年ほど前、植物を研究対象にしていたことがあります。植物の小断片をある植物ホルモンと培養してやると、もこもこと殖えだしてカルスと呼ばれる培養細胞になります。その培養細胞に...
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閑居博士のひとりごと。 第37回 『カワセミについての話』

カワセミについての話  皆さんはカワセミという野鳥をご存知でしょうか?オレンジの胸と腹に瑠璃色をした背をもつとても美しい鳥で、小さいですが宝石にたとえられます。カワセミは水際で見かけることが多く、じーっと水面を見つめていたかと思うと、ダイブ...
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閑居博士のひとりごと。 第36回 『カモの仲間 ミコアイサについての話』

カモの仲間 ミコアイサについて。 カモの仲間にアイサと呼ばれる一群のカモがいます。具体的にいうとミコアイサ、ウミアイサ、カワアイサと呼ばれるカモ達ですが、ミコアイサに関してはそうではないという報告があるものの、残り2種のアイサは魚を捕って食...
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閑居博士のひとりごと。 第35回 『ハクセンシオマネキというカニについての話』

ハクセンシオマネキというカニについての話 今回は前々回に引き続いてハクセンシオマネキというカニについての話です。例年ですと5月ぐらいに干潟に現れますが、今年は暖かいし、干潟にカニの巣穴らしい穴が開いているという情報もあるので、もうすでに姿を...
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閑居博士のひとりごと。 第34回 『バードウォッチング、野鳥観察会について』

バードウォッチング、野鳥観察会 私のバードウォッチング歴はまだまだ5年ですが、これまで生口島でみた野鳥は大体50種類ぐらいです。私のバードウォッチングの先生は因島在住のM.K.さんですが、その先生が因島で確認した野鳥は100種類以上ですので...
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閑居博士のひとりごと。 第33回 『ハクセンシオマネキの全体的に白っぽく見え、反対側から見ると若干黒っぽく見えることについて…』

ハクセンシオマネキは、全体的に白っぽく見え、反対側から見ると若干黒っぽく見えることについて… 今は真冬なので季節的には異なりますが、カニのハクセンシオマネキについてです。 夏、河口の海水と淡水が混じった汽水域の干潟には数百、数千のハクセンシ...
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閑居博士のひとりごと。 第32回 『海岸や農耕地を生息域とするハシボソガラスと森林を生息域とするハシブトガラス』

海岸や農耕地を生息域とするハシボソガラスと森林を生息域とするハシブトガラス 鳥たちは明け方よく鳴くことが知られています。一説によれば、「明け方の空腹時にも俺はこれだけ強く、大きく鳴けるんだぞ。俺は強いんだぞ。」ということを周囲にアピールする...
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閑居博士のひとりごと。 第31回

クリの木 皆さんは初夏のころクリの木が長さ20 cmぐらいの細長い花を咲かせるのをご存知だと思います。ではその細長い花がどうやってイガに包まれた丸いクリの実になるのでしょうか? 瀬戸田理科クラブの仲間であるK.A.さんの持ったこの素朴な疑問...
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閑居博士のひとりごと。 第30回

プランクトンについて 今月は海産プランクトンの話です。今まで僕が観察したプランクトンの一部を写真でご紹介します。プランクトンには葉緑体をもつ植物プランクトンというグループがいます。代表的なものがケイソウという仲間です。ケイソウはその名が示す...
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閑居博士のひとりごと。 第29回

プランクトンについて 海の中には目に見えない小さい生き物がたくさん棲んでいます。顕微鏡で見る世界です。その中の代表ともいうべき存在が、プランクトンです。プランクトンを日本語で言うと浮遊生物ですが、その仲間には植物に分類されるものもいますし、...
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閑居博士のひとりごと。 第28回

生口島で発見されたカモの種類 巷にカモと呼ばれるものは主だったもので23種類いますが、生口島で私が確認したものは5種類、マガモ、ヒドリガモ、コガモ、ホシハジロ、ヨシガモ、カルガモです。 普通カモ達は冬に日本を訪れる冬鳥で夏場はシベリアなどで...
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閑居博士のひとりごと。 第27回

日本にはカブトガニ専門館を除いて、エビ、カニを中心に扱う水族館が2か所あります。瀬戸田理科クラブではハクセンシオマネキというカニの観察会を開催しているので、1度訪ねてみたいと思っていました。昨秋と、今夏、訪れることができましたので紹介したい...
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閑居博士のひとりごと。 第26回

最近、私が主催する瀬戸田理科クラブに係わるところで、植物に携わる機会が多くなってきました。内容は野に咲く花を巡って歩き、草花たちを同定するというものです。草むらを足下に気を付けながら歩いていると、今まで認知してこなかった小さな草花が私に語り...
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閑居博士のひとりごと。 第25回

今回は3つの話のオムニバスです。 晴れた初夏の昼下がり、私たち瀬戸田理科クラブ5人組は干潟歩きに出かけました。ケガキ、カメノテ、マツバガイ、ウノアシガイ、ヒザラガイ、マガキ、シロスジフジツボなどいろいろな生き物がいましたが、第一目標はカメノ...
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閑居博士のひとりごと。 第24回

よく知られた野鳥に白鷺がいます。白鷺はおおざっぱにダイサギ、チュウサギ、コサギに分かれますが、ここで問題にするのは1番小さいコサギです。コサギは一年中日本で過ごす留鳥ですが、大きな特徴は足指が黄色いことです。そしてもう一つの特徴は嘴(くちば...
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閑居博士のひとりごと。 第23回

今回は2題です。 まず1題目はシマアジの話です。とはいっても、魚のシマアジではありません。鳥のシマアジです。 鳥のシマアジはカモの1種です。ただ日本にいるカモはほとんどが冬鳥で、シベリアなど北の国々を繁殖地として夏を過ごし、冬、日本に渡って...
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閑居博士のひとりごと。 第22回

私が所属する瀬戸田理科クラブでは、70年ほど前に瀬戸田町林で稼働していた瀬戸田鉱山について調べています。その鉱山はタングステンと呼ばれる金属を産出しましたが昭和35年ごろに約10年間の採掘を終え、閉山しました。最近、瀬戸田鉱山で採掘された鉱...
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閑居博士のひとりごと。 第21回

ヒレンジャク(緋連雀)、キレンジャク(黄連雀)という野鳥がいます。ともに冬鳥で冬場に日本へ渡ってきます。好物はヤドリギの実ということですが、クロガネモチ、ピラカンサといった実も食べ、冬の庭先にある赤い実に集まります。風貌は変わっていて、頭頂...
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閑居博士のひとりごと。 第20回

瀬戸田理科クラブで自然マップをつくりました。今回はその紹介です。 美味しい飲食店を掲載したグルメマップ、神社仏閣をまとめた歴史マップなどいろいろな地図が発行されていますが、自然を連ねた自然マップは珍しいと思います。そこで瀬戸田理科クラブでは...
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閑居博士のひとりごと。 第19回

70年ほど前、瀬戸田町には2つの鉱山がありました。ウラン、モリブデン鉱の宮原にあった南生口鉱山とタングステン鉱の林にあった瀬戸田鉱山です。南生口鉱山は険阻な山肌にあり、その坑口はみのりやT,Fさんのドローンを使った調査によって、はっきりと見...
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閑居博士のひとりごと。 第18回

愛媛県に加茂川、中山川という2本の比較的大きな川があります。両河川の河口はほぼ同じ位置で近接しており、大潮の干潮時には極めて広大な干潟が海に向かって広がります。  その干潟を多くの野鳥たちが棲みかとしていますが、それにはソリハシシギ、ホウロ...
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閑居博士のひとりごと。 第17回

このコラムにもたびたび登場するので、ご存知の方も多いとは思いますが、カニの仲間にハクセンシオマネキというのがいます。甲羅の幅が2cmぐらい、オスは両方のハサミ脚のうち片方が異様に大きくなり、シオマネキという名前が示すようにまるで潮を招くかご...
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閑居博士のひとりごと。 第16回

私は40年自然科学を生業としてまいりましたが、決して科学が得意なわけではありません。 物理、化学、生物、地学の理科4教科の中で、特に化学に対する苦手意識は大きなものがあります。大学入試も化学を避け、生物と物理というあまり例を見ない選択2教科...
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閑居博士のひとりごと。 第15回

瀬戸田理科クラブ夏の自然観察会、実験体験会の報告です。 A.7月24日 公民館講座 第3回ハクセンシオマネキ観察会 暑い大潮の土曜日の午後、公民館での座学の後、みんなでハクセンシオマネキを見に干潟へ出かけました。ハクセンシオマネキのオスは片...
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閑居博士のひとりごと。 第14回

生口島にホタルが舞い飛ぶ場所。 生口島にホタルが舞い飛ぶ場所があると聞きました。 そこで子供会H氏にうかがうと、そういう場所が2か所あって、一つは俵崎城山脇の厳島神社前を流れる川、あと一か所は伊豆里トンネル近くを少し森の中に入ったところとい...
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閑居博士のひとりごと。 第13回

楽しいイベントのご案内です。 私は瀬戸田理科クラブという、お子さんたちと自然観察をしたり、理科実験体験をする活動をしていますが、夏休み公民館講座、図書館自由研究講座として、昨年同様「ハクセンシオマネキ観察会」と「水のマジック!花をつくろう」...
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閑居博士のひとりごと。 第12回

瀬戸田理科クラブについて。  私は「瀬戸田理科クラブ」という子供たちを集めて、自然観察会や理科実験体験会を催すグループを主催していますが、 昨年度は「ハクセンシオマネキの観察会」「水のマジック!花をつくろう-ペーパークロマトグラフィの世界-...
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閑居博士のひとりごと。 第11回

日本解剖学会の学生セッションに発表 昨年中、医学部学生たちの解剖研究の手順についてお話ししました。学生たちは人体解剖実習で人のからだのことを勉強します。そしてそれとは別に解剖実習中に、ご遺体で明らかになった変異について研究をします。 その結...
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閑居博士のひとりごと。 第10回

瀬戸田理科クラブの活動報告会のお知らせ  今回は、この1年の瀬戸田理科クラブの活動報告会のお知らせをしたいと思います。 瀬戸田理科クラブは活動を始めてからちょうど2年になりますが、この間、瀬戸田公民館、瀬戸田図書館、瀬戸田小学校、瀬戸田中学...
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閑居博士のひとりごと。 第9回

瀬戸田公民館共催の生口島、高根島「バードウォッチング」の報告  今回は1月30日(土)に開催しました瀬戸田理科クラブ、瀬戸田公民館共催の生口島、高根島「バードウォッチング」の報告をいたします。 バードウォッチング座学 松浦 興一先生よりカモ...
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閑居博士のひとりごと。 第8回

生口島にカモが!?! あけましておめでとうございます。 今日は野鳥の話です。日本にいる野鳥は大きく4種類に分類できます。 留鳥:一年中日本にいる鳥。 夏鳥:南の国からやってきて夏を日本で過ごす鳥。 冬鳥:北の国からやってきて冬を日本で過ごす...
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閑居博士のひとりごと。 第7回

体の中の個性、変異について 2。 学生たちはテキストに解剖の手順が細かく書いてありますから、それに従って解剖を進めていきます。すると、テキスト通りではない、おかしな事例が発見されてくることがあります。 我々教員はそれに着目するわけです。まず...
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閑居博士のひとりごと。 第6回

体の中の個性、変異について。 前々回、話に出ました、体の中の個性、つまり変異ですが具体的にどういうものがあるか述べてみたいと思います。今日はちょっと難しくなるので、「ああ、こんなものか」と思って読みとばしていただいても結構です。 大人の体が...
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閑居博士のひとりごと。 第5回

今日は8月14日。毎日暑い日が続いています。新型コロナウイルスの猛威が世の中を席巻しています。そんな中、8月1日と8日に子どもたちを集めて、瀬戸田理科クラブ企画の「ハクセンシオマネキ観察会No.2」と「水のマジック!花をつくろう」を催しまし...
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閑居博士のひとりごと。 第4回

前々回からのお約束です。医学部の学生が人体解剖実習で勉強しなければならないことをお話しします。もちろん第一は筋肉や血管や神経などの名前と場所を覚えることにあります。しかし、それに負けず劣らず大事なことがあります。それは変異を体験するというこ...
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閑居博士のひとりごと。 第3回

先月、医学部の学生が解剖実習で勉強しなければいけないことについて、今月お話しすると申し上げましたが、ちょっと予定変更で、今年の夏の予定について宣伝させてください。 私は昨年の春に瀬戸田理科クラブというボランティアのグループを立ち上げました。...
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閑居博士のひとりごと。 第2回

これからは少し私が所属していた横浜市立大学医学部での生活についてお話したいと思います。医学部の学生はお医者さんになるために必ず人体解剖実習を勉強しなければなりません。  2年生の1学期の4か月間、午後のすべてを使って勉強します。私はその指導...
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閑居博士のひとりごと。 第1回

始めまして。吉田敬一郎といいます。2年前に田高根の五本松に横浜から引っ越してきました。生まれは大阪で、こちらとのご縁は初めてですが、どうかよろしくお願いいたします。 最近ですが、ちょっとしたきっかけからみのりや電業さんと知り合いとなり、今回...