生口島のしろいシュールーム『ゆ~きやこんこん』が 経済レポート 12月20日号 コーナーに掲載していただきました!(感謝)
最新住設展示のショールーム開設
瀬戸田の家電店 生き残りかけ挑戦
アトム電器瀬戸田店 リフォーム受注拡大へ
家電販売、リフォームのアトム電器瀬戸田店(みのりや電業、尾道市瀬戸田町荻2726、田坂文昭店長、℡0845・28・1708)は11月末、最新の住宅設備を備えたショールームを開設し、近年力を入れているリフォーム工事の受注拡大につなげていく。
ショールームは約20畳。システムキッチンはLIXILのハイグレード製品、システムバスはテレビ付き、脱衣所スペースには洗濯機も配置した。高齢者の 多い地域性を考慮し、フローリングは滑りにくい仕様。天吊りエアコンは最適な温度、風量を自動調節する省エネ仕様。同社が屋根に設置している太陽光発電の 発電状況を知らせる端末も置いた。住宅設備の実物を体感してもらう場とするほか、教室やイベントの会場などコミュニティスペースとして顧客や地域住民にも 幅広く利用してもらう計画。投資額は約500万円で、来年度はトイレ改装工事を行う。
同社は住宅リフォーム事業を始めて11月で3年を迎え、間取りを全て変更する大規模工事の受注実績も増えた。300坪の家のリフォームやトイレ全面改装 工事も近く始まる予定。田坂店長は「住まいの困りごとの話題に、家電などに関する雑談レベルから入っていけるのが強み。ショールームオープンは、リフォー ム事業を本格化する覚悟の意思表示です」と話す。
同社は定期的にニュースレター「てくばりみのりーや」を生口島西半分約2500軒にポスティングし、関係作りに注力。顧客管理システムも更新し、事前登 録の顔写真や住所、販売履歴などを電話着信と同時に呼び出せる仕組みで素早い対応を心がける。また島全域5千軒を対象に電話オペレーターが「御用聞き電 話」をかけ、売り込みはせず店名浸透と関係強化を図っている。
「地域の優れた職人と島で困っている人たちとのマッチングでお役に立ちたい」と田坂店長。リフォームに携わる職人は「便利MAN」の愛称で統一し、現在 30人まで拡大した。電話オペレーターや宣伝カーの運転手など雇用創出でも島に貢献。自社と島の生き残りをかけた挑戦を続けていく。
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