301 Moved Permanently2016年(平成28年)1月号 尾道市広報(広報おのみち)より。
- きっかけは?
生口島は歴史的に見ても瀬戸内海の要衝とされ、
古くから人の出入りが盛んで活力みなぎる島です。
柑橘などの農産物の生産や造船業のほか、近年では
瀬戸内しまなみ海道の開通により観光やサイクリング
の聖地としても広く認知されています。一方で少子高
齢化が進み、島内の人口は減少しているのが現状です。
そんな折、平成27年の夏、生口島に住みたいという若
い女性と出会いました。こんな若い人がこれからこの
島で生活できるような仕組みを構築することが生口島
の未来創造につながると考え、まずは生口島の南地区
の良い物を発掘して磨いてみたいと思い、そうした活
動をするために20代から70代の仲間が集まりました。
- どんなことをしていますか?
まずは地域の人たち
に、自分たちの活動を
知っていただきたいと思
い、旧南小学校の側で毎
年9 月に行われる「せと
だ観月会」で観月会実行
委員会と連携させていた
だきました。
旧南小学校の清掃と草刈りの手伝い、さらに、せと
だ南発掘探偵団で、レモンと島で獲れたイノシシ肉
のハムとソーセージ、島のパン屋さんのパンを使っ
た「レモンバーガー」を開発販売しました。あわせて、
せとだ南発掘探偵団の活動を紹介したチラシを配る
など、多くの人に活動を知っていただくとともに、温
かい応援もいただきました。
また、生口島の歴史や魅力について語る会を開き、
仲間を広げる活動も行っています。
- よかったことは?
生口島の魅力を発掘したいと地区外にも呼びかけ
たところ、旧尾道市街地や市外からも、関わりたいと
声をかけていただいたことです。
まず、最初の一歩を踏み出せば、必ず何かしらの反応
があると分かったことは、とても大きな収穫でした。
また、レモンバーガーのメニュー開発や販売について、
いろいろな人にご協力をいただくなど、活動を始めて間
もない私たちにたくさんの人が手
を差し伸べてくださいました。本当
にありがとうございます。
こうした人と人とのつながりこ
そが、私たちだけでなく、生口島に
とってかけがえのない財産であり、
宝だと思います。
- これから…
次なる発掘探偵は・・・
①生口島のシンボルタワー「観音山」を探検
②歴史を紐解き、分かりやすく生口島を紹介
③生口島のお愉しみマルシェ&地元料理スポット紹介
など、話し合いを重ねる度に、やっぱり生口島にはお
宝がザクザク眠っていることが分かります。
興味深いことが見つかったら、気軽に仲間を集め
て、できることから発掘探偵し、紹介していこう!ど
んどん生口島が好きになっていくはず、と夢を広げ
ています。■問い合わせ 川原(☎090- 4899- 3791)
↓第17回 せとだ観月会開催 みなみ発掘探偵団の様子はこちら↓
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