始めまして。吉田敬一郎といいます。
2年前に田高根の五本松に横浜から引っ越してきました。生まれは大阪で、こちらとのご縁は初めてですが、どうかよろしくお願いいたします。
最近ですが、ちょっとしたきっかけからみのりや電業さんと知り合いとなり、今回からコラムを書くことになりました。こんな形で自分というものを表現したことが今までになかったので、少々戸惑っています。
まずは初回ですので、自己紹介から始めたいと思います。私は横浜で、横浜市立大学医学部というところで人体解剖学の教鞭をとっておりました。
学生が医師になるためには、人体解剖を勉強しなければならないということはよく知られていることですが、その指導をいたしていたということです。
しかし残念ながら、私自身は教師ではありましたが、医者ではありません。家族は家内と二人、子供はいません。
横浜では戸塚というところに住んでいました。東海道の宿場のあったところで、横浜といえば港のイメージが強いかもしれませんが、随分と内陸部へ入ったところです。
こちらへ引っ越してきたいきさつを少し書きたいと思います。私は大学時代を京都で過ごしました。バイクにのっていましたので、この広島、岡山といったところへもツーリングで訪れていましたが、その時中国地方の山と海に触れ、いずれはこちらの方へきて暮らしたいと思っていました。
関東で就職しましたが、その思いは変わらず、退職後はこちらに来たいという思いを持ち続けていました。 退職が近くなり、こちらへ何回か旅行に来て、どこかいいところはないかと見て回っていたのですが、常石から尾道まで船に乗ったのが決定打となりました。その美しさに是非ここで暮らしたいと思ったのです。
その後向島、因島、生口島を車でまわり、生口島がいいなと思いました。これは高いコンクリートの建物がなかったからです。
その時 五本松のバス停のところで車を降り、山の方をみて「こんなところに住めるといいね。」と話していたところ、なんとその場所に土地が見つかったのでした。それが今住んでいる場所で、平屋の家を建てて暮らしています。何か運命的なものを感じます。
こんな風にしてこちらにやってきましたが、幸運にも家内も一緒についてきてくれました。
「ハクセンシオマネキというカニの観察会」を実施しました。
いまは、閑居していますが、瀬戸田理科クラブというお子さんを集めて自然観察や理科実験を楽しむ活動の代表をしています。
まだ始まって1年の活動ですが、
またバードワッチングも企画しましたが、残念ながらこれは、新型コロナの影響で中止となってしまいました。
家内もこの活動を手伝ってくれており、二人で楽しく過ごしています。
次回からは、「人体解剖学教室ってどんなことをやるんや?」といった疑問にもお答えしながら、いまやっていることの紹介などを書いていきたいと思います。
てくばりをお読みの方、これからも、よろしくお願いします。
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