瀬戸田理科クラブ夏の自然観察会、実験体験会の報告です。
A.7月24日 公民館講座 第3回ハクセンシオマネキ観察会
暑い大潮の土曜日の午後、公民館での座学の後、みんなでハクセンシオマネキを見に干潟へ出かけました。ハクセンシオマネキのオスは片一方の爪が大きいのですが、巣穴に入る時に小さいつめの方から入るのか大きいつめの方から入るのかを調べました。
その結果70%以上のカニが小さい方から入りました。では穴から出るときはというと、ほとんどのカニが大きい方から入って小さい方から出てくる、あるいは小さい方から入って大きい方から出てきましたが(90%)、10%は大きい方から入って大きい方から出てくる、または小さい方から入って小さい方から出てきました。ということは巣の中でひっくり返っているっていうこと。ファイバースコープで巣の中を見ると広がった部屋がある。もしかしたらそこでひっくり返ってきたのかもしれないね。 全部で18匹数えました。
また、オスで右の爪が大きいのは40%、左が大きいのは60%でした。全部で52匹数えました。ちょっと左右が違うのかな。皆さんお疲れさまでした。
数え終わった後は、みんな楽しく、カニと戯れていました。
B.8月1日 図書館夏休み自由研究講座「水のマジック! 花をつくろう」
水性サインペンの色を水と紙を使っていろいろな色に分けます。
I.ベーシックコース
1種類の紙(懐紙)と水性サインペンを使って、花づくりに挑戦しました。いろいろな色のマジックがいろいろな色に分かれていって。短冊、8つ折り紙、綿棒を使ったテクニックできれいな絵を描きました。最後にお気に入りの作品をホワイトボードに貼り付けて、みんなでパチリ。
II.アドバンストコース
ちょっと難しくなります。複数の種類の紙(懐紙、ろ紙、コーヒーフィルター、コピー用紙)と複数のメーカーの水性サインペンで花づくりに挑戦しました。同じサインペンでも紙の種類によって色の分かれ方が違うことを勉強しました。また、同じ色でもメーカーが違うと色の分かれ方が違いました。最後にいろいろな紙を使ったり、いろいろな種類のサインペンを使ったりして、ベーシックとは一味違うテクニックで花づくり、アートづくりを行いました。 7月24日も8月1日も短い時間でしたがとても楽しい時間でした。
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